新型コロナ「米軍クラスター」が深刻 沖縄で急増、山口や広島にも波及

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感染ゼロが続いていたが・・・

   オミクロン株の感染者が累計135人に上っている沖縄県では、米軍基地のクラスターからの波及が問題になっているが、ほかにも同様の事例が起きている。特に深刻なのが山口県だ。

   テレビ山口によると、1月4日までの13日間で、同県内では新型コロナウイルスに221人が感染したが、このうち米軍基地がある岩国市が、およそ7割の160人を占めている。同市の感染では、岩国基地の従業員や自衛隊の関係者、米軍の関係者が利用する飲食店の利用客や従業員が4割、陽性の人の家族らが4割。

   中国新聞によると、村岡嗣政知事は「感染が広がった要因は、米軍関係者の影響の可能性が高い」と指摘している。

   この岩国基地に隣接する広島県でも感染が拡大している。中国放送によると、広島県では昨年12月21日まで3週間にわたって県内で感染確認ゼロが続いていた。その後も30日までは1ケタだった。ところが31日に23人と一気に増え、元日が21人、2日が57人、3日が40人、4日は遂に100人を超えた。

   広島県の湯崎英彦知事は3日、臨時の記者会見を開き、県内の感染者の行動履歴を分析した結果として、集団感染が明らかになった米軍岩国基地がある山口県岩国市と「関連のある感染例が多く認められる」と指摘した。

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