「鬼滅の刃」のフィーバーがまだまだ止まらない。劇場版「鬼滅の刃」無限列車編の大ヒットの波に乗り、2021年もさまざまな旋風を巻き起こした。
関連商品が発売されれば、それを買い求める人が殺到したり、転売行為が横行したり。作者・吾峠呼世晴さんが、米誌「タイム」が選ぶ「次世代の100人」に選出されたり、我が子に登場キャラクターの名前をつける人がいたり...。「鬼滅の刃」がもたらした影響は計り知れない。
煉獄さんのミルキー缶だけがどこにもなくて
■欲しいのにグッズが手に入らない ミルキー缶にどん兵衛、U.F.O.求めて
「鬼滅の刃」関連商品が出るたび、街やインターネット上では「グッズ大戦争」が繰り広げられる。
例えば、不二家が2021年6月29日に発売した「7粒ミルキー缶(鬼滅の刃)」。同作のキャラクターで、ひときわ女性の人気を集める「煉獄杏寿郎」のイラストが描かれた缶だけが売り切れる現象が起きた。フリマアプリ「メルカリ」では煉獄のミルキー缶が多数出品されていた。
日清食品が「鬼滅の刃」とコラボし発売した、限定パッケージ仕様の「日清のどん兵衛」と「日清焼そばU.F.O.」も大きな話題に。「一部の店舗」で対象商品を買うと全45種類のオリジナルシールがもらえるキャンペーンが実施されたが、該当店舗が明らかにされず、「シールが欲しい、けれど見つからない」人が続出した。
■実写版「鬼滅の刃」ができるとしたら ぼくの・私の理想のキャスティングは
「鬼滅の刃」を実写化するなら、この俳優に演じてほしい――。「もしも」の話でも、ファンの想像は膨らむばかりだ。
ヒロイン・竈門禰豆子には橋本環奈さんを推す声が目立った。ビジュアルが似ていることや、「銀魂」、「かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~」、「キングダム」など、人気漫画を原作とした実写映画に数多く出演している実績を評価されてのことだ。
人気キャラ・煉獄杏寿郎役には、山田裕貴さん、鈴木亮平さん、間宮祥太朗さん、香取慎吾さん、さまざまな俳優が推されている。さらには、お笑い芸人たちに演じてほしい、という声も。