有吉さんは「猿岩石」ブームから急転直下
有吉弘行さんの人生も波瀾万丈だ。1996年にお笑いコンビ「猿岩石」として「進め!電波少年」(日本テレビ系)のヒッチハイク企画に出演。過酷な旅の日々が注目され、同年リリースのデビューシングル「白い雲のように」は100万枚以上を売り上げるなど、アイドル的な人気も博した。
自著「お前なんかもう死んでいる プロ一発屋に学ぶ『生き残りの法則50』 」(双葉文庫)によると、猿岩石ブームが去った後、仕事も給料も一時「ゼロ」になった。漫画家やセクシー男優への転職も考えたことがあったという。その後毒舌芸などで再ブレイクを果たした有吉さんの半生は、ドラマ化にはもってこいだろう。
「M-1グランプリ2021」優勝コンビ・「錦鯉」はどうか。ツッコミの渡辺隆(43)さんもさることながら、ボケの長谷川雅紀さんは50歳という年齢でM-1優勝を果たし、結果発表後に感涙する姿は審査員や視聴者の涙も誘った。
21年3月18日の「ダウンタウンDX」(日本テレビ系)では長谷川さんが、貧乏生活時代を振り返った。自宅の電気を止められているとき、信号機の明かりでひげをそったエピソードを披露。若手芸人がひしめく中、最年長優勝で感動を与えた錦鯉の過去も、映像化に向いていそうだ。