日本のワクチン「3回目」接種は遅い オミクロンに間に合わなくなる

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イスラエルは4回目接種

   ANNのまとめによると、12月27日は全国で新たに12人のオミクロン株感染が確認された。富山、広島、滋賀、静岡県でも初めて感染者を確認。このほか東京都内では新たに60代と10代の男性2人がオミクロン株に感染していることが確認された。2人はそれぞれ帰国の際に濃厚接触者となっていた。

   朝日新聞の集計によると、オミクロン株の感染者は27日19時半現在で、少なくとも全国の17都府県で確認されている。総数は200人を超えている。海外渡航歴がなく、感染経路も不明の市中感染は同日までに、東京、大阪、京都、福岡、愛知に広島と富山県を加えた計7都府県で確認されている。

   現在のところ、ファイザー、モデルナ、アストラゼネカなどのワクチンを3回目接種した場合、かなりの確率でオミクロン株の感染を防ぐとされているが、100%ではない。厚生労働省によると、日本の空港検疫で感染が見つかった海外からの帰国者の中には、3回目の接種を済ませた人もいたことが判明している。

   TBSによると、イスラエルでは4回目のワクチン接種が27日から試験的に始まっている。医療関係者150人が対象で、世界初の試みだという。

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