年末年始、里帰りや旅行で飛行機の利用者が増える見込みだ。新型コロナウイルスの影響で昨年末は控えていた人も、今年は既に予約をしているかもしれない。
出張が多い記者はここ1か月間で国内4往復、3社の航空会社を利用した。今回の目的地は沖縄で、ソラシドエアを利用。コロナ禍での安全な空の旅にトライした。
搭乗までスムーズ
ソラシドエアは他の大手航空会社と同様、無料会員になるとスマホでチケット予約からチェックイン、座席指定まで完結できる。変更や払い戻しも可能だ。事前に座席指定を済ませておけば、荷物の預け入れがない場合、航空会社のカウンターに寄る必要がなく、空港についてすぐに空港保安検査場に向かえる。対面でのやり取りがなく、感染防止にもなるだろう。
ソラシドエアは、運賃が割安ながら搭乗までスムーズで、大手並みの機内サービスが充実しており、乗り心地が良かったと感じた。
まず運賃。羽田―沖縄間の片道料金は2022年2月1日現在のおとな普通運賃で比較すると、ソラシドエアが4万3710円。一方、日本航空(JAL)は4万7010円、全日空(ANA)が4万6710円で、ソラシドエアが最安値だ。1人1人のシートはゆったりサイズだ。
機内は4人の客室乗務員(CA)が乗客にサービスを提供。機内サービスでは、ドリンクメニューが九州の素材を使ったアゴユズスープ、コーヒーやお茶、アップルジュースなど種類豊富だ。記者は、期間限定で提供されているシークヮーサージュースを選んだ。羽田ー沖縄線限定だという。
飛行時間は3時間強と少し長旅なので、無料配布しているスマホスタンドをもらった。スマホやタブレットを置ける組立式だ。希望の際はCAに申し出る。数に限りがあり、便によっては配布していない場合もある。また、なくなり次第終了する。
機内販売では白いちごやビワ、寒緋桜などの香りのマーユクリーム6個セットを購入。顔や手指、髪の毛の保湿に使える。顔に塗るとマスクの中に白いちごのいい香りが広がり、リラックスできた。なお、こんな心温まる手書きのメッセージカードももらえた。
「本日はソラシドエアにご搭乗頂き誠にありがとうございます。
揺れの続く中でのご移動ですが、空の旅はいかがでしたでしょうか。
機内販売商品のご購入ありがとうございました」