病院火災「3割は放火」の怖さ 通院者が床に灯油、廊下に発煙筒・・・

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   大阪市北区のクリニックで2021年12月18日に起きた放火事件の容疑者は、通院していた患者の男性(61)だった。このクリニックは患者の評判が極めて高かったという。それにもかかわらず、男はなぜ異常な犯行に及んだのか。患者との真摯な応対を心掛ける多くの医療関係者にとって、この事件はとくに深刻だ。

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「復讐」を口にする患者

   一般に医療機関はしばしば患者からのクレームにさらされる。特にひどいケースは「モンスタークレーマー」「モンスターペイシェント」と呼ばれる。

   インターネットのヤフー知恵袋を調べると、以下のような質問が出てくる。

「復讐したいです、お医者さんに。手段を、又はご経験談を拝借させてください。適当な言葉が分かりません。不妊治療のクリニックの院長にものすごい罵声を浴びさせられてしまいました」
「何の説明もなく、抗鬱薬をカットし、地獄の苦しみを与えた医師に復讐したいです。どうするのが1番良いでしょうか?」

   もちろん、復讐を推奨したり、復讐の方法を教示したりするような回答はない。「病院を替えたら」「一度、弁護士さんに相談してみたら」など、冷静な対応を求めるものが多い。

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