マックフライポテト「Sサイズ」だけの年末 バーガーキングやモスバーガーは

全国の工務店を掲載し、最も多くの地域密着型工務店を紹介しています

   マクドナルドの「マックフライポテト」は2021年12月24~30日の間、「Sサイズ」のみの販売となる。原料輸入で経由するカナダ・バンクーバー港近郊の水害や、新型コロナウイルス禍による世界的な物量網への影響で、輸入に遅延が起きているためだ。

   「マックフライポテト」ファンには衝撃の事態だが、他の北米産ポテトを使っているハンバーガーチェーンには影響が出ていないかも気になる。

  • 「マックフライポテト」大きなサイズが買えない年末に
    「マックフライポテト」大きなサイズが買えない年末に
  • 「マックフライポテト」大きなサイズが買えない年末に

ロッテリアのポテト原産国は米国

   「バーガーキング」では、フライドポテトメニュー「フレンチフライ」を提供している。公式サイトによると、原料の原産国は米国、オランダ他、最終加工地は米国、オランダだ。

   ツイッター上では2021年12月21日、バーガーキング店内に、フライドポテトの原料に使っている米国産のジャガイモが不足しているため欧州産を使うとの告知が掲示されていた、との報告が複数みられた。

   バーガーキングに取材すると「現在、(フレンチフライが)品切れとなる予定はございません」と回答。掲示の報告があった内容について確認したところ、「従来品の米国産に加えて、欧州産もご提供させていただく場合がございます」と話した。

   モスバーガーの「フレンチフライポテト」は、原産地・最終加工地はカナダと米国だ。モスフードサービスに取材したところ、現時点では物量の乱れによる影響はなく、ポテトの品薄は起きていないとのこと。広報は、「継続してお客様にご提供できるよう努めたい」と話した。

   そしてロッテリアの「フレンチフライポテト」。公式サイトによると、原産地・最終加工国は共に米国だ。ロッテリア広報に聞くと、こちらも現時点では輸入の遅れは生じておらず、ポテトの数量制限などは行っていない。ただ今後も「(流通網において)予断の許されない状況が続いている」と話した。

姉妹サイト