オミクロン株の知られざる特徴 ロンドンで急拡大、感染者の4割占める

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世界の65の国と地域に拡大

   NHKが14日午前3時時点でまとめたところによると、オミクロン株の感染は、日本を含め世界の65の国と地域で確認され、短期間に全世界に急拡大している。

   読売新聞によると、急拡大の要因についてWHOは、「免疫を逃れる(性質がある)からなのか、固有の感染力が強いからなのか、その両方なのか判然としない」としている。

   ワクチンの効果もはっきりしないが、ファイザー社は、ワクチンを3回接種すれば、オミクロン株に対する高い効果が期待できると発表している。

   これまでコロナでは、味覚や臭覚の障害が起きるケースが多かったが、オミクロン株ではそれらはないとされている。一方で、韓国の中央日報は14日、「オミクロン株の確実な兆候、夜になれば分かる...南アが突き止めた特異な症状」という記事を公開している。

   英紙エクスプレスやミラーなどの情報をもとにしたもの。南アフリカ保健省のブリーフィングに出席したウンベン・ピレイ博士は、「オミクロン株に感染したという確実な兆候の一つが夜に現れる」とし、「オミクロン株に感染した患者は夜になると汗をかくことが確認された」と話した。

   開業医をしているピレイ博士は一日に数十人のオミクロン感染者を診療している。「涼しいところで寝ているのに、寝衣や寝具がぐっしょりと濡れるほど夜に汗をかく症状を示したオミクロン感染者もいた」という。

   中央日報は、「従来のコロナウイルスやデルタ株の特異症状で夜の汗が指摘されたことはなかった。ピレイ博士はオミクロン感染者のうち何人が夜に汗をかいたかなどの具体的なデータは示していない。南アフリカ以外の他地域の感染者からもこのような症状が報告されたかどうかは分からない」と、注釈付きで報じている。

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