「だって、やりたかったから」
カナダのウェブメディア「CBR.com」は2017年2月24日、「Hayao Miyazaki Officially Comes Out of Retirement, Again(宮崎駿氏が引退を再び公式撤回)」という見出しで報道。記事内では「Although the filmmaker has "retired," by some counts, as many as five times since 1998, he insisted in 2013 that this one was "for real."(監督は1998年以来5回「引退」をしたが、2013年の引退こそは「本当」だと主張していた)」と振り返った。
米ニューヨークタイムズの電子マガジン「T」は2021年11月23日付記事で、宮崎監督のインタビュー記事を掲載している。本人は新作を製作する理由について、「Because I wanted to(だって、やりたかったから)」と答えている。
米「IGN」は、11月25日(現地時間)付記事で前出「T」の記事を引用しつつ、宮崎監督の2013年の引退発表や、その後も短編映画「アーヤと魔女」を制作したことについて言及。現在制作中の新作映画について、「But will this really be Miyazaki's final film?(しかしこれが本当に宮崎監督の最後の映画になるのだろうか)」と疑問を投げかけた。