アニメ映画の巨匠・宮崎駿監督が復帰へ――。2013年公開の映画「風立ちぬ」を最後に、長編映画からの引退を宣言した同監督。複数のメディアによると、スタジオジブリ会長兼社長・星野康二氏が監督の新作完成に言及したという。
過去にも引退、復帰が何度も取りざたされた宮崎監督。その去就は、国内のみならず海外メディアもたびたび報じてきた。
BCCも8年前に引退を報道
2013年の「引退会見」を、時事通信は当時こう伝えていた。
「会見冒頭、『何度もやめると言って騒ぎを起こしてきた人間なので、どうせまただろうと思われているかもしれないが、今回は本気です』と明言した宮崎監督」
過去の「引退騒ぎ」は、海外メディアも注目。13年9月2日付の英BBCニュース(電子版)では、「Director Hayao Miyazaki to retire(宮崎駿監督、引退へ)」との見出し記事で、
「He previously retired after the release of 1997 film Princess Mononoke, but returned to direct Spirited Away to great acclaim.(編集部訳:彼は1997年の「もののけ姫」の公開後に引退したが、「千と千尋の神隠し」で監督復帰、賞賛を受けた)」
と伝えている。