また税金を使わせるのか
日本と関係の深い事案でも、名前が登場している。2030年開催に札幌が名乗りを上げている冬季五輪問題だ。STV(札幌テレビ放送)は13日、「『バッハ会長は札幌に高い関心』 橋本聖子組織委会長単独インタビュー 待ったなし札幌五輪誘致」というニュースを報じた。
同テレビが、東京オリンピック・パラリンピック大会組織委員会の橋本聖子会長に単独インタビューしたもので、橋本会長は、「バッハ会長の目は札幌に向いている」と述べ、高い評価を得ているという認識を示した。「札幌の計画は既存の施設を使う観点で、東京とは全く違う。札幌には実質的にすべてがそろっている。出発点が違う」というのがバッハ会長の認識だという。
2030年に立候補しているのは、ソルトレークシティー、バルセロナ、ウクライナなど。26年冬五輪がイタリア、28年夏は五輪がロサンゼルスなので、順番的に欧米からアジアの札幌に回って来る可能性がある。ただし、五輪には多額の金がかかる。
インターネットでは「まず東京五輪の収支報告が必要」「エセ貴族どもに、札幌市民、日本国民の税金を使わせ続けるのか?」など手厳しい声も出ている。