オミクロン株は「終わりの始まり」説 コロナとの戦い、もうすぐ終了の期待

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   新型コロナウイルスのオミクロン株について、コロナ禍の「終わりの始まり」ではないかという記事が目に付くようになっている。オミクロン株の感染力は強いが、デルタ株などに比べて致死性は弱い、と言われているからだ。感染症は最終段階で、病原性が弱まることもあるため、期待感も込めた見方として、報じられている。

  • このまま感染が収まってくれるのが望ましいが
    このまま感染が収まってくれるのが望ましいが
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ウイルスの歴史に合致

   外電では2021年12月2日、「オミクロン株が新型コロナウイルスの大流行の終わりを告げるシグナル」というドイツ人の学者の主張が報じられた。

   米ブルームバーグも同日、「オミクロンは感染力がこれまでの変異株よりも強い可能性がある一方、初期の報告によれば致死性は低いともみられる。これは歴史的に観察されたウイルスの進化パターンに合致している」「オミクロン株は新型コロナパンデミックの終焉(しゅうえん)が近いことを示唆している可能性がある」という米国大手証券会社の専門家の見方を伝えた。

   日本でも経済関係のメディアで、こうした見方を視野に入れた記事が出ている。「オミクロンショックは『単なる調整』か『終わりの始まり』か」(4日、会社四季報online)、「オミクロン株は新型コロナウイルスの『弱体化』版なのか」(7日、日経ビジネス)などだ。

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