深夜ラジオをめざしている
いしたに:配信している内容に変化はありました?
はつめ:本当に何も変わってない...、ゲーム変わったくらいですかね...。
いしたに:ほうほう。
はつめ:でも一年前も、もう「APEX」してたので、変わってないかも...。
いしたに:私は何度か言ったかもしれませんが、あのログイン画面で待っている間に話が始まって、そのままその動画が終わってしまうみたいなのが好きなんですよ。
はつめ:wwwwww
いしたに:ゲームはじまらないっていう配信。
はつめ:最後まで同じ画面のやつね。
いしたに:でも、あれがゲームプレイを見せるだけが配信ではないという、はつめさんらしいスタイルとも思うんですよね。
はつめ:深夜ラジオをめざしているので、それがいいって言ってもらえるの、うれしいです。
いしたに:今年の配信の変化みたいなもののひとつにそういうのがあると思うんですよ。ゲーム画面とプレイを見せるだけが配信ではないぞっていう。
はつめ:うんうん。
いしたに:過去のコンテンツ消費の経験があると、「配信ってなんなの?テレビなの?ラジオなの?」みたいなことをどうしても思ってしまうのですけど。じゃあ、例えば「ネトフリ」(Netflix)は映画なのか、テレビなのかっていうと、やっぱネトフリでしかないっていうことだと思うんですよ。
はつめ:うん。
いしたに:つまり、配信は配信。その中で視聴者が違ったり、見せ方が違ったりという違いがあるだけだよなあと。
はつめ:個人的には配信は友達と話してる感じとか、電話してるのと同じ感じで見てもらえたらうれしいな~とは思います。
いしたに:ふむふむ。
はつめ:動画となるとまた別ですけど、配信は暇な友達同士で集まってる感覚。
いしたに:それで深夜ラジオという言葉が出たわけですね。
はつめ:そうですね。
(次回に続く)
はつめ
現在フリーのストリーマーとして活動している元プロゲーマー。高校時代にesports業界へ飛び込み、18歳にプロ契約。格闘ゲームのプロゲーマーとして、全世界で行われるCAPCOM Pro TourやEVOへも参加。2020年頃よりApex Legendsのゲーム実況をはじめ、当時の最高ランクに昇格するなど、FPSでも活躍している。米国発スポーツアパレルブランド「Kaepa」のブランドアンバサダーを務めている。テレビ番組「お願いランキング!」「王様のブランチ」「マツコ会議」への出演をはじめ、新聞やメディア出演も多数。
Twitter:https://twitter.com/hatsumememe
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いしたにまさき
ウェブサービス・ネット・ガジェットを紹介する考古学的レビューブログ『みたいもん!』管理人。2002年メディア芸術祭特別賞、第5回Webクリエーションアウォード「Web人ユニット」賞受賞。著書に2010年11月に単著「ネットで成功しているのは〈やめない人たち〉である(技術評論社)」など共著も多数。2011 年9月より内閣広報室・IT広報アドバイザー就任。同年アルファブロガー・アワード受賞。「ひらくPCバッグ」などネット発のカバンデザインも好調。ひらくPCバッグで2016年グッドデザイン賞受賞。Evernote ECL・ScanSnapアンバサダー・HHKBアンバサダー。Yahoo!ニュース個人オーサー。
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