「記念日」より待ち遠しいのは
正拳突き配信を続けるモチベーションは2つある。自分で決めたことをやり続けたい思いと、チャンネル登録者数の増加という「結果」だ。11月30日現在、登録者は2万人を超える。樽江さんは「すさまじい幸運」と感じ、途中でやめるのは「もったいない」と考えている。
配信期間は意識していない。「今日から1週間がんばる」といった形で、毎回気持ちを新たに切り替えて取り組んでいる。当初決めていた通り、連載が再開すれば正拳突き配信をやめる可能性はあるが、先のことも深く考えていないという。
チャンネル登録者数が一定数を超えた時には、たびたび「記念日」と位置づけて、1000回ではなく1万回に増やして正拳突き配信を行うことがある。
次の「記念日」は登録者数が3万人を超えた時になるのか。記者が聞くと「おそらくは」と肯定しつつも、やはり樽江さんはハンターハンターの大ファン。連載が再開しないまま次の記念日を迎えるのは「本意」ではないという。
「『明日、連載を再開する』という情報が飛び込んでくるのが、一番うれしい」