「本格フレンチ」これ冷凍なの? 東武ホテルレバント東京の味を自宅で

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「極限まで」柔らかい牛ほほ肉

   そして「国産牛ほほ肉の赤ワイン煮込み」。極限までほほ肉を柔らかく煮込んだという一品。赤ワインソースで光沢を帯びた肉の姿が食欲をそそる。

「国産牛ほほ肉の赤ワイン煮込み」 やはり見た目の違いはわからない
「国産牛ほほ肉の赤ワイン煮込み」 やはり見た目の違いはわからない

   冷凍食品版の方にフォークの側面を当てると、そのまま2つに割れるほどの柔らかさだ。口の中で簡単にほどけていく肉の繊維と赤ワインソースの濃厚な風味。いかにも「おいしい料理」を食べているという満足感が大きい品だ。柴谷さんによると、このメニューには温野菜が合うため、家で食べるときにはいつもとは変わった野菜を用意するといいとのことだ。

力を入れずに割れる柔らかさ
力を入れずに割れる柔らかさ

   「ブイヤベース」と「赤ワイン煮込み」では、冷凍版とレストラン提供版とで具材の味の違いはわからなかった。どれもソフトな食感で、濃厚な風味が印象深い。ただ、冷凍・解凍の過程で変化が生まれるのか、ブイヤベースのスープ部分と赤ワインのソースは、冷凍版の方がわずかにサラサラとしていた。

   いずれにしても、よく注意して口にしないと、実際の提供版との違いはわからないクオリティーだ。ホームパーティや、来客のおもてなしで、存分に活躍できる逸品だと思った。

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