北海道では再びクラスター
21日の東京新聞によると、韓国首都圏の飲食店では10月まで18時以降3人以上の会食を禁止するなど厳格な措置を取ってきたが、中小経営者の不満や国民の疲労感が拡大。このため政府は「段階的な日常回復」を掲げ、11月1日から飲食店の営業規制を撤廃して会食の人数も10人まで可能とした。
現行の措置を4週間続け、2週間の評価期間後、第2段階で大規模イベントの許可、第3段階で会食の人数制限撤廃へと進む予定だという。
テレビ朝日のソウル支局長は「寒さ」も理由の一つに挙げている。今年は例年よりも2か月も早く初雪を観測。今月から規制緩和をしたが、タイミング悪く気温が下がり、換気が難しい室内で過ごす機会が増えた。
21日の日本テレビ「バンキシャ」では、韓国の状況を報告しつつ、日本でも北海道では新規感染者が前の週を超えるようになり、老人ホームや医療施設などでクラスターが起きていることを紹介。その多くがブレークスルー感染とみられることから、いつ自分がワクチンを接種したか、しっかり把握しておく必要があると注意を呼び掛けていた。