「平日 12〜20時、土日祝 終日
上記時間の勉強利用はお断りしております」
こう書かれた張り紙の画像が、インターネット上で話題になった。場所は、コーヒーチェーンだ。確かに静かなカフェでは参考書などを広げ、勉強をしている人を見かける。コーヒー店側はどう考えているのか。許容範囲はあるか。J-CASTトレンドは、大手チェーンのドトールコーヒーとタリーズコーヒーに取材した。
1人用の席は勉強姿だらけ
ネット上ではたびたび、コーヒー店で勉強している人の滞在時間の長さや、注文の少なさが問題視される。実際に、長時間の利用を控えるように促す張り紙を出す店についての書き込みや、店員に注意されたとする投稿がある。
J-CASTトレンドは、東京都内のコーヒーチェーン2店舗を平日の昼頃に観察した。どちらも勉強姿の利用者やパソコンを広げている人が見られた。比較的店内が狭く、テーブルも小さめの店では、勉強利用客は少なく、ほとんどが読書かスマホを触っているだけだった。
しかし、テーブルが大きめの店では、勉強かパソコン利用客がほとんど。特に1人用の席は顕著だった。2人用、4人用の席でも、利用人数は1人か2人で、参考書らしきものを複数広げ、筆記具を手にしていた。