家が水没「私の生活どうなるの」 支援金の申請、ボランティア依頼...プロに聞く

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遠慮せずボランティア頼んで

――水に浸かった自宅を片付けなければなりません。泥だらけで重たい家財道具を外に運び出すだけでも大変です。「自力で全てできない」「誰かに手助けしてもらえないのか」と悩む人は、少なくないと思います。

JVOAD:片付けや清掃は、ボランティアの力を借りられます。依頼するには、地元の社会福祉協議会が設置する災害ボランティアセンターに連絡すればよいのだと、最近は知られるようになってきました。それでもまだ、ボランティアを頼む方法を知らなかったり、「手伝ってもらうのは申し訳ない」とちゅうちょしたりする人がいます。遠慮はいりません。「困ったことがあれば何でも相談を」と周知する活動が、これからも重要です。

――「今後どうやって暮らしていこう」と、いわゆる「心が折れそう」な人も出てくると思います。フォローの方法はありますか。

JVOAD:行政から様々な支援が受けられます。詳しくは「お金や住まいの支援」に一覧表を載せました。困ったら一人で悩まず、まず役所に相談することをお勧めします。
 フォローとしては、まず被害を受けた人の話を聞いてあげる。被災地の場合、周りの人も同じように苦しんでいるのでなかなか自分の苦労を打ち明けにくい。別の地域から来たボランティアなら話しやすいですし、家の中が片付いていく様子を見て「もう一回がんばってみよう」と前向きになれます。
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