過去には48歳の選手兼監督が安打
プロ野球選手として、年齢を重ねた選手兼監督がプレーした例といえば、元・阪急ブレーブスの浜崎真二投手が有名だ。ベースボールライター・阿佐智氏の20年4月30日付ヤフーニュース記事によれば、阪急の兼任監督として1950年に48歳でプレーしていた浜崎氏は安打や打点などの最高齢記録を残し、投手としても9試合に登板。1勝2敗の成績を挙げた。
また最近の例だと、2015年は「監督兼選手」として中日ドラゴンズでプレーしていた谷繁元信氏は、44歳で30試合に出場。代打や捕手として先発し、打率2割7分7厘という成績を残した。
22年1月28日で50歳を迎える新庄氏だが、会見を見たファンからは「代打オレやってくれ」「将来的にないかな」との期待が続出中だ。
新庄氏は、2020年12月7日の12球団合同トライアウトでは第1打席で143キロの直球に反応。セカンドゴロに終わったものの、バットの先でボールを捉えた。その後も第2打席で四球を選び、第4打席では126キロの変化球を適時打とするなど、プロの投球への適応をみせている。
次のトライアウトは21年12月8日。再挑戦し、選手兼監督としての姿を見せてくれるのだろうか。