セブン-イレブンのホットスナック「じゃがバターリング」がおいしいと人気だ。10月時点では東京で販売していた。しかしセブン-イレブンの公式サイトで調べると、2021年11月2日現在は販売地域が北海道と東北5県しかない。
あの味をもう一度――そう思ったJ-CASTトレンド記者は、自力で再現を試みた。
バターをのせたり、溶かしたり...
じゃがバターリングは公式サイトによると、「北海道産男爵とバターを使用した、片手で食べられる新感覚のコロッケ」。ツイッターでは、「おいしい」「もう売ってないの?」といった投稿が見られる。
どうしても食べたい記者は「なるべく簡単に再現したい。すぐ手に入るコロッケとバターだけでどうにかできないものか」と考えた。
用意したのは、バターと、スーパーで購入したジャガイモの牛肉コロッケ。
最初は、レンジで温めた牛肉コロッケにバターをのせただけ。一番手間がかかっていない。肝心の味は、のせた部分にはバターがしみこんでおいしい。衣のサクサク感も申し分ない。しかし...
バターをのせていない部分は、単なるコロッケだ。
次は、同じくレンジで温めた牛肉コロッケに溶かしたバターをまんべんなくかけた。こちらは、全体的にバターの味が感じられ、満足のできるものだった。しかし、バターで衣がしんなりしてしまった。
じゃがバターリングで大切なのは、衣のサクサク感と、バターの風味だ。どちらが欠けても再現したとは言えない。
そこで、最終手段だ。
「秘密兵器」を投入
「秘密兵器」として準備したのは、フライパン。先にコロッケを入れて、加熱する。十分に温まったところでバターを落とし、水気を飛ばすためにコロッケと一緒に少し炒めながらバターをしみこませた。
出来上がりを食べてみると衣はサクサク、口にはバターの甘みと少しの塩味、風味が広がる。残念ながら、本物との食べ比べができないため「これぞ、じゃがバターリングだ!」と断言はできないが、実物には一番近いように感じた。
しかし、フライパンなど洗い物が発生するのは若干面倒。「ジェネリックじゃがバターリング」を楽しみながら、東京での再発売を待ちたい。