「スポーツの秋」腸に効く運動は 手軽なウオーキングとリラックスするヨガ

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無酸素運動はタイミング大事

   逆に、腸活の観点から避けたほうが良い運動はあるのか。

   長瀬さんによると、「これだけはやめて!」という特定のものはとくにない。しかし無酸素運動は、「寝る前」には行わないほうが良いという。短距離走やバーベルを使った筋力トレーニングなど、短時間に大きな力を発揮する運動がこれにあたる。

「激しい運動(無酸素運動)を行うと、交感神経が優位になります」

   その状態では、入眠しづらくなる。前述した通り、腸は副交感神経が優位な時に活発に動き、「睡眠中が最もよく動きます」。そのため、スムーズに眠りにつくためにも無酸素運動をする場合は時間帯を選ぼう。

   また長瀬さんは、腸活では「筋肉バキバキ」を目指すだけではNGだと話す。

「腸も筋肉の『しなやかさ』がないとうまく動きません。お腹の柔らかさはぜひ観察するようにしてみてください。硬くなっていると感じる場合は、マッサージやストレッチなどであたためるようにしましょう」

○長瀬みなみ(ながせ・みなみ)
ウンログ株式会社取締役CBO/うん広報部員。腸活うんち専門家。
東京生まれ、便秘育ち。幼少期から便秘に悩まされ、不遇な青春時代を過ごすが、自身の便秘解消をきっかけに、腸の健康に真剣に向き合うようになる。ベンチャー企業で広報業務を経験後、2018年にうんち記録アプリ「ウンログ」の広報を立ち上げ、現在では腸活特化型ユーチューブチャンネル「ウンTube」の運営など、誰でも続けられる毎日の観便と腸活を提案する腸活うんち専門家として活動している。

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