いずれにしろ買えない
PS4も品薄のためか、値段が上がっている。21年1月5日付「ファミ通.com」によれば、上位モデル「PS4 Pro」の国内出荷はすでに終了。また1月6日にJ-CASTトレンドがソニー・インタラクティブエンタテインメント広報に取材したところ、ハードウエアの生産の中心はPS5に移行しており、PS4はスタンダードモデルのみ出荷継続との回答があった。
現在公式ECサイト「ソニーストア」のPS4は「CUH-2200AB01」(定価3万2978円)という機種のみが販売されているが、「入荷待ち」と表記されている。同サイトによると、これは在庫切れを意味し、「そのまま販売終了になること」もあるそうだ。
「CUH-2200AB01」は価格.comにも商品ページが掲載されているが、10月29日現在は平均価格4万6686円と高騰中だ(取り扱いは6店舗)。1月1日時点では平均 3万1972円だった。なおアマゾンの中古だと、2万9960~4万円になっている。
すでに国内出荷が完了しているPS4 Proの定価は4万3978円。アマゾンの新品価格を見ると、「CUH-7200BB01」という機種は6万9980円、「CUH-7200BB02」は7万480円と、こちらも高騰中だ。中古だと、「CUH-7200BB01」は3万6800~6万8000円で販売されている。
インターネット掲示板では「PS4薄型買い換えようかと思ったら価格上がったのか」と驚く声が出ており、「(PS4の)新品が市場に出回ってなくて、定価以上の値がついてる状態」と分析する人も。
ツイッターでも「なんでPS4 ProがPS5より高いんだ」と驚く声がみられる。また、PS5が入手できず、代わりにPS4の購入を検討したところ価格が高騰していて、いずれにしろ買えない現状を嘆くユーザーも存在する。