PS5品薄のせいかPS4も値上がり 出荷終了、在庫切れで新品は定価の1.6倍

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   ゲーム機「プレイステーション5」(PS5)は、もうすぐ発売1周年。2020年11月12日に発売されたが、21年10月29日現在まで品薄状態は改善されないままだ。

   さらに、前世代機のPS4も価格が高くなっている。

  • 品薄の続くプレイステーション5
    品薄の続くプレイステーション5
  • 品薄の続くプレイステーション5

ノジマの抽選倍率は9月20倍→10月60倍に

   フリマアプリ「メルカリ」での転売に限らず、PS5は複数のゲームハード販売業者やECサイトから高値で出品されている。

   商品の価格を比較できるサイト「価格.com」では10月29日現在、PS5(ディスクドライブ搭載型)の取り扱い店舗は8件登録され、各店の出品価格も掲載されている。10月29日現在、最安価格は9万7681円(税込・以下同)。平均価格は約10万455円だ。

   平均価格や最安値の推移グラフも見られる。発売日だった1年前、20年11月12日の平均価格は11万9800円だった。

   21年1月半ばからやや落ち着いていき、最も平均価格が下がった4月5日時点では7万7532円だ。ところが、4月8日からは再び8万円台に突入。10月28日には10万3536円に上がるなど、21年2月以降では10月下旬の今が最高値なのだ。

   家電量販店ノジマでは、10月の抽選販売の倍率が9月以前より激化した。公式サイト「ノジマオンライン」でサイト会員に向けてこれまで抽選を実施し、21年10月25日~31日まで第14回の抽選応募を受け付け中だ。

   「よくある質問」ページによると、当選倍率は21年1月時点で100倍程度、2月50倍、3月30倍、4月20倍、5月30倍、6月20倍、7月20倍、8月30倍、9月20倍程度、そして10月は60倍程度と説明している。

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