アイドルグループ「嵐」の松本潤さん、「復活」。2021年10月25日に東京都内で行われた、嵐のライブフィルム「ARASHI Anniversary Tour 5×20 FILM "Record of Memories"」の記者会見で、約10か月ぶりに公の場に登場した。
昨年末のグループ活動休止以降、ほかのメンバーとは異なり表舞台には出ていなかった。「おかえり潤くん」。ファンは感激すると同時に、発売されたライブ映画関連グッズを買いまくろうと意欲満々のようだ。
「松本潤が精魂を込めて作ったコンサート」
複数の報道によると、松本さんは黒のスーツを着用して会見に臨み、映画公開に際して英語でもあいさつを披露した。ライブ映画は日本だけでなく、今後台湾、香港、マカオ、シンガポール、インドネシア、マレーシアでも公開が決定しているという。
映画は嵐20周年ツアーのライブフィルムとして、東京ドームでのライブ風景が収められている。松本さんは、長年ライブで演出とプロデュースを務めてきた。2021年9月に都内で行われたジャパンプレミアでは、メンバーの櫻井翔さんが今回の映画について、「松本潤が精魂を込めて作ったコンサート」と話していた。
「ジャニーズショップ」公式オンラインストアでは、10月20日から映画の公式グッズを販売している。パンフレット、Tシャツ、ポストカード、シールにハンドタオルと種類豊富だ。クリアファイルは嵐5人の集合写真のほか、メンバー個人のファイルも。もちろん大野智さんのパターンも含まれている。
受注生産で確実に買える
映画公開にあたり、デジタル映画鑑賞券「ムビチケカード券」は、販売開始してすぐに売り切れ、フリマアプリでは高額で転売が続出していた。グッズも一瞬で売り切れるかと思いきや、SNS上で「買えなかった」との嘆きは聞こえてこない。
販売サイトでは、購入数の制限はあるものの、注意事項には「売り切れになる事はございません」との表記がある。さらに「受注期間中にご注文いただければ、確実にご購入いただけます」とも。受注生産で、欲しい人は必ず手に入るため、ツイッターには感謝する投稿が多くあった。
ファンは、「嵐のためにお金を費やせる」こと自体、喜びを感じているようだ。今年も嵐のグッズにお金を使えると思っていなかった。活動休止中に嵐のために散財できるなんて夢のようだ、幸せだ――ツイッターには、こんな書き込みが何件もあった。