感染者1日5万人
コロナの感染者は英国でも増えている。毎日新聞によると、英政府は7月19日、早々と首都ロンドンを含むイングランドでコロナ対策の行動規制をほぼ撤廃していた。8月には一日3万人前後だった新規感染者は、10月18日には4万9156人。過去3か月で最多となった。21日には5万人を超えた。
BBCニュースは感染増の理由を掘り下げている。英インペリアル・コレッジ・ロンドンの調査によると、英国では独仏の人たちに比べて、マスクをしない人の割合が高い。また、欧州の近隣諸国に比べて、公共交通機関を使う割合がわずかに高く、外出を避ける割合が低いという。
英国はワクチン接種を他国に先行して大々的に進めていた。ワクチン効果は数か月で薄れるとされているため、早かったからこそ、今になって感染者が他国より多くなってきた可能性もあると指摘されている。