おせち以外の食事にお金を
一方、30代のDさんは都内の実家で家族と同居。年末には、1~2万円程度のおせちを購入して、親族みんなで食べるのが恒例だった。しかし、2021年初めはコロナの影響で集まりがなく、おせちも前ほど豪勢ではなくなり、残った家族が「より良いものを少し食べる」形式になったと話した。来年の年明けは、
「コロナ禍で家に集まる人が減ったため、おせちにかける金額は減らしていこうとなっています。少人数で食べるのって結構つらいので...。好みが偏るから、残り物も偏るし。おせち以外の食事にお金をかける予定です」
と話した。報道されているように「コロナ禍で高級おせち」という人ばかりではないようだ。