京都の人がコーヒーを勧める意味 「早く帰れ」説に地元民はどう答える

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「そろそろお開き」とは思う

   逆に、自分がコーヒーを逆に勧められた場合には、「終わりの合図」と受け取ることがある人も。

   「ネガティブではなく、『そろそろお開きかな』と思います」とは、京都在住30代女性Gさん(京都生まれ・育ち)。滋賀出身で、京都市在住30代女性Hさん(居住歴8年)は、「そろそろお暇しますので、大丈夫ですよ」と断ったことがあるそうだ。「大体、双方がそろそろ...と思っているのではという雰囲気」で使われるケースが多いとみている。

   では本当に「帰ってほしい」とき、どう伝えるのか。

【遠回し派】
・「もうこんな時間!!今日は楽しかったなぁー(もう疲れた。そろそろ帰って)」と言う、「じゃあ次は○○やね?」と相手に次の予定を聞く(京都在住40代男性Iさん/居住歴45年)
・「暗くなってきましたね」とか、「お時間大丈夫ですか?」とか(女性Gさん)
【ストレート派】
・「用事がありますので」と言います(京都在住60代男性Jさん/京都生まれ・育ち)
・「お開きにしよう!用事あるし帰ってもらってもいいか?」と言う(京都在住40代女性Kさん/居住歴30年)

   「遠回し派」の男性Iさんは「京都人の自覚はあまりないですが、遠回しに伝えるのが当たり前で今まできているので、(直接伝える表現は)正直思いつかないです」と答えた。「この質問で、私も京都人なのかも...と思いました」。

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