ノートパソコンおよび周辺機器などを手がけるVAIO(長野県安曇野市)は、モバイルノートパソコン「VAIO SX14」「SX12」2モデルを2021年10月22日に発売する。
堅牢性とデザイン性を両立
同社のフラッグシップモデル「VAIO Z」の機能とデザインを継承。前モデルからサイズや重量、堅牢性はそのまま、機能や性能を向上させた。14.0型「SX14」、12.5型「SX12」を用意し、いずれも180度開くディスプレーを搭載。「SX14」は「4K HDR」対応ディスプレーやタッチ対応ディスプレーの選択が可能だ。
立体成型カーボン天板を採用し、米国防総省制定のMIL規格「MIL-STD-810H」をも上回るという127センチの落下試験をクリアする堅牢性とデザイン性を両立した。
連続約30時間駆動できるというバッテリー、AI(人工知能)が騒音など環境ノイズだけを除去する「AIノイズキャンセリング」機能を搭載し、クリアな音声のオンライン通話を実現。
キーボードは約19ミリピッチでストロークは約1.5ミリ、トップには指先にフィットするディッシュ(皿)形状を採用するなど心地よい打鍵感を追求。日本語(かな文字あり/なし)、英語配列から選択できる。
人感センサーを新搭載したほか、従来からの指紋/顔の2つの生体認証の組み合わせることで、着席オートログイン、離席オートロックなどユーザーを煩わせず強固なセキュリティを実現した。
OSは「Windows 11」をプレインストール。第11世代インテル「Core」プロセッサーを搭載。
主なインターフェイスはUSB Type-Aを左右各1ポート、USB 4およびThnderbolt 4接続対応のUSB Type-C×2、HDMI、有線LAN端子などを装備する。業界最小クラスの「USB PowerDelivery」対応ACアダプターが付属する。
カラーはファインホワイト、アーバンブロンズ、ブライトシルバー、ファインブラック、ローズゴールド(SX12のみ)。
個人向け標準仕様モデルの市場想定価格は、「SX14」が19万9800円~26万9800円(税込)、「SX12」が17万9800円~26万9800円(同)。