年度末までに9割程度の導入目標
カードリーダーを取り入れるに当たり、医療系のシステムを扱うシステムベンダー企業が発注を受けて施設への導入作業を行うが、導入には資格確認端末や、インターネットに接続するルーターといった機器が必要となる。
世界的な半導体不足の影響を受けて、こうした各種機器の調達が難航している状況だという。カードリーダーの方はスケジュール通りに台数を確保し準備を進めているが、他の機器が不足しているために、カードの保険証利用をめぐるシステム導入に遅れが生じているとの話だ。改善の見込みは「半導体の供給量次第」と担当者。
今後は2022年3月末までに9割程度、2023年3月末までにおおむね全ての医療機関等での導入を目標としている。