複数の記者が個性を出す「チーム運用」
少しずつ、やるべきことが見えてきた。
悩み(1)への対策:思わずリプライしたくなるような、フォローメリットのある企画を考える。ただし、記事・ニュース要素は除き、リンクも貼らない。
問題は、企画を「誰がやるか」だ。中の人は既に個性があり、イメージも定着している。他の記者たちに任せれば中の人だけでなく、複数の個性にアカウントが支えられ、「面白い記者が何人もいる」印象を与えられる。ずばり「チームによるツイッター運用」だ。後継者問題の解決にも繋がるのではないか。
井村さん「企画は、担当者が無理なく、楽しく続けられる内容と実施頻度にするのがポイントです。土日はしっかり休み、平日に絞ってやってみましょう!」
そこで編集部内の記者に協力を仰ぎ、具体的な企画内容を練ることにした。改革期間は2021年10月から、1か月半。運用メンバーや、井村さんと相談しながら、期間中の投稿についてのインプレッション(ツイートの表示回数)、エンゲージメント(ツイートへのリアクション)を調べ、ベストな運用スタイルを探っていく。
大手文具メーカー広報、大手化粧品メーカーのブランディング担当を経て、2020年にテテマーチに入社。
SNSのプランニングディレクターとしてツイッターやインスタグラムの戦略立案を担当。2021年に広報責任者に着任し、立ち上げに従事。
1995年生まれ。2019年にテテマーチJOIN後、サンリオ、ロッテ(クーリッシュ)、ユニバーサルミュージックなど幅広いジャンルでのSNSプロモーションを手掛け、中でもSNSで活躍するクリエイターやインフルエンサーとのタイアップ企画が得意。現在はブランドプロデューサーとしてブランドの開発・設計・グロースの支援を行う。好きなことは音楽とSNS。
1990年生まれ。学生時代、クラブイベントやファッションショーの運営を経験。大学卒業後、2社を経てテテマーチ株式会社に入社。
同社にて、企業のSNSコミュニケーションの企画提案、及び自社のマーケティング企画等を兼務。アドテック東京2019・2020公式スピーカー、個人の活動としては、20代のマーケターイベントの企画や、chill outをコンセプトにした200人規模のイベント等を開催している。趣味は囲碁とファッションとツイッター