ツイッター運用3年目で壁に SNSコンサルと二人三脚で「ガチ改革」

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「フォローメリット」を提示できる企画を

   運用の現状と悩みを明かすと、「アカウントの個性」についてアドバイスをもらった。

井村さん「記事ではなく、日々のツイートから出来上がる『担当者やアカウント自体のイメージ』をイジればいいんです」
石渡さん「投稿を見る限り、中の人のキャラクターは十分立っているようですよ」

   「J子」には、2019年に「瓦割り体験記事」を公開して以来、「パワフル」「拳」「割る」というイメージが定着し、フォロワーから「ペンも拳も強い」「瓦割りアカウント」などとイジられている。しかしそれはあくまで中の人の個性であり、「アカウントの個性」と見なされるのが心苦しかった。「確かに、中の人一人に頼っている状況とも言えるかもしれません」と石渡さん。後継者問題にも関わってくる。

タカミさん「私は、アカウントプロフィールにある『世界一話しかけやすいメディアを目指している』という一文に注目しています。これを踏まえ、ツイートへのリプライ数が増えるような企画を作ると、個性強化に繋がりそうです」
井村さん「企画は、『ここのアカウントをフォローすると、こんなに良いことがあるんだ!』というメリットを提示できる、有益なコンテンツにすることが重要ですね」

   例えば「このアカウントの投稿は、いつ見ても元気をもらえる」というのも、立派なフォローメリットだ。

   見た人がリプライしたくなり、かつ役立つ企画を考えなければならない。記事やニュース要素はあえてツイートに含めず、気軽に見てもらえる雑談的な内容にした方が、リプライしやすそうだ。

ふくまさん「URLありのツイートは、『リンク先に飛ぶのは煩わしい』という理由でスルーされやすい属性もあります。記事を読んでもらう工夫は、個性強化の企画作りとは別途行いましょう」
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