秋の味覚「ナシ」がどんどん巨大化 1個500~600グラムの大玉増える

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   秋の味覚、ナシの最盛期となっている。スーパーなどでは立派なナシが目に付く。持ち帰るのも大変だ。何となく、最近のナシをサイズが大きくなっているような気がするが、どうなのだろうか。何か理由があるのだろうか。

  • ナシの大きさと味には関係が
    ナシの大きさと味には関係が
  • ナシの大きさと味には関係が

大きさでランク付け

   気になって、ナシ関連のウェブサイトを調べて、二つのことが分かった。

   一つは、ナシは最盛期になるにつれ、同じ品種でもサイズが大きくなっていくということ。埼玉県久喜市の鈴木梨園のウェブサイトによると、ナシには規格があり、S、M、L、2L、3L、4L、5L、6Lという順番で大きくなっていく。同園で出荷している「幸水ナシ」の場合、収穫初期は3Lサイズ、最盛期は5Lサイズが中心になるという。最盛期ほど、消費者はサイズの大きなナシを目にする機会が増えるわけだ。

   同サイトによると、ナシは、同じ品種であれば、大きければ大きいほど味が良くなるという。大きいナシを作るには、一本の木につける実の数を減らして一つ一つの実に栄養を集中させるようにする必要がある。そのため、大きければ大きいほど味が良くなる。大きくなる実はそれだけ栄養を蓄えた実でもあるという。

   ナシは大きいほど値段も高くなるが、理由が飲み込めた。

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