「モデルナ」副反応で若者はファイザー推奨へ 異なるワクチン使用が現実味

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日本では異物混入

   日経新聞によると、松野博一官房長官は7日の記者会見で、スウェーデンなどの保健当局が米モデルナ社製の新型コロナウイルスワクチンの若者への接種を中断したことについて、「副反応疑いの報告を注視していく」と語った。

   モデルナ性のワクチンは、日本では今年8月に異物の混入が見つかり、使用見合わせ・自主回収の騒ぎになったばかりだ。

   読売新聞は10月13日、厚生労働省が、10、20代の男性には米ファイザー製の接種を推奨する方向で検討を始めたと報じている。

   同省の9月12日までの副反応疑いのまとめでは、モデルナ製接種後の心筋炎・心膜炎は10代男性で100万人あたり21.6件、20代男性で同17.06件報告されている。ファイザー製では10代で同1.87件、20代で同13.08件。モデルナ製の頻度が高かった。

   厚労省は「念のために」と、ファイザー製推奨の検討を始めたという。

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