経済にも影響
このところ株価が低迷している米国ではメルク社の飲み薬に対し、別の期待感も高まっている。
ウォール・ストリート・ジャーナル日本版は10月5日、「メルクのコロナ治療薬、バイオテク業界の起爆剤に 入院抑えるコロナの抗ウイルス剤、投資家も必要性認識」というニュースを報じている。
メルクの株価は1日午前の取引で約10%急伸しており、バイオテクノロジー業界の起爆剤となる可能性があるとしている。
新型コロナワクチン開発に成功した米モデルナ社や、独ビオンテック社の株価は大きく上昇した。ワクチンに続く飲み薬の開発・承認は、低迷する米国株式市場でも待ち望まれているようだ。