ゲーム向けと知らずに使ってくれて
いしたに：ゲーミング○○って、とりあえず光りますよね（笑）。
はつめ：しょうがない、ゲーマーと昆虫は光ってるものに集まりやすいから...。だってかっこいいもん...。
いしたに：わはは。ということで、ざっくりゲーミング○○の歴史を振り返ると「マウス→キーボード→PC→椅子→アパレル→家具」という感じで出てきたのですが、そこまでそろったタイミングがコロナ禍のタイミングと一致したのですよね。これは歴史の偶然。
はつめ：コロナ禍で、ある意味恩恵を受けた業界っていくつかあると思いますが、ゲーム業界はトップクラスに加速した業界だと思います。
いしたに：そうでしょうねえ。で、そのゲーマーのために環境って、見た目やデザインだけではなく、ここまで話をしてきたように機能性を伴ったものだったわけです。だから、みんながステイホームとなったときに、それはみんなにとっても役立つ環境になったんですよね。そりゃ、各社各業界参入しますよ（笑）。
はつめ：お金が動くといいこと悪いことたくさんありますが、このまま波に乗ってみんなが幸せな方向に向かっていってほしいです。
いしたに：あとは、はつめさんも軽く言ってましたけど、ある程度揃った状態で、世間的にはゲーミング環境が広がっていったので、いいとこどりが今はできるんですよね。だから、ゲームやんないんだけど、ゲーミングチェア買う人とか出てくる（笑）。
はつめ：ゲーマー向けだったものが、リモートワークだったりデスクワーク（YouTuber、編集者）とかの人にたまたまぶっ刺さってたり、なんか"ちょうどいい"とか"みんな使ってる"で、ゲーム向けと知らずに使ってくれている方も多くて、「需要と供給ってこれなのか！」って思ってます。
いしたに：そう、なので、ホント歴史の偶然なんですけど、コロナ禍で起きたことの中でも、全体的にいい方向に向かっていることだと思いますね。
あとはなにが残ってますかね。スタバかな、ゲーミングコーヒーとか。
はつめ：スタバさん、以前の記事にも書きましたがドラゴンフルーツのドリンク日本で発売してください。お願いします。マジで。
いしたに：それがスタバのゲーミングドリンクってことか！
はつめ：私はあの飲み物に海外で救われたゲーマーです。恩返しはいくらでもするので...。
いしたに：よし、スタバが日本でドラゴンフルーツのドリンク発売するまで言い続けよう（笑）。
はつめ：マジで私無限に言いますよ。
はつめ
現在フリーのストリーマーとして活動している元プロゲーマー。高校時代にesports業界へ飛び込み、18歳にプロ契約。格闘ゲームのプロゲーマーとして、全世界で行われるCAPCOM Pro TourやEVOへも参加。2020年頃よりApex Legendsのゲーム実況をはじめ、当時の最高ランクに昇格するなど、FPSでも活躍している。米国発スポーツアパレルブランド「Kaepa」のブランドアンバサダーを務めている。テレビ番組｢お願いランキング！｣｢王様のブランチ｣｢マツコ会議｣への出演をはじめ、新聞やメディア出演も多数。
Twitter：https://twitter.com/hatsumememe
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いしたにまさき
ウェブサービス・ネット・ガジェットを紹介する考古学的レビューブログ『みたいもん！』管理人。2002年メディア芸術祭特別賞、第5回Webクリエーションアウォード「Web人ユニット」賞受賞。著書に2010年11月に単著「ネットで成功しているのは〈やめない人たち〉である（技術評論社）」など共著も多数。2011 年9月より内閣広報室・IT広報アドバイザー就任。同年アルファブロガー・アワード受賞。「ひらくPCバッグ」などネット発のカバンデザインも好調。ひらくPCバッグで2016年グッドデザイン賞受賞。Evernote ECL・ScanSnapアンバサダー・HHKBアンバサダー。Yahoo!ニュース個人オーサー。
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