チョップしながら紐を中に
このように体にピッタリなサイズ、フィット感で作成するため、コスチュームは完全オーダーメイドです。
なので、値段もそこそこします。
昔、スワロフスキーをコスチュームに付けていたのですが、着る度にどんどん取れていき、悲しくなったことを覚えています...。
1着の値段は、だいたいハイブランドのバック1つ分、もしくは動画編集に最適なノートパソコン1台分に相当します。
ちなみに女子のコスチュームは男子と違って、中に紐が入っています。
ウエスト、腰、股関節、レガース、そして私の場合は、絶対領域部分。
これは試合で激しい動きをしても、コスチュームが取れないよう補強するためです。
逆に補強が甘いとポロリする可能性が出てきてしまうので、これは必須事項!
ごくまれに、試合中に紐が出ていたりして危ない時は、自然にレフェリーが近づいてきて直してくれることがあります。
その時レフェリーは、わざとお客様の視界を妨げる位置に移動して、その間に直すということもしてくれるのです。
試合を裁くだけではなく、こういう気遣いも実はしてくれているんです。凄いですよね!
私自身も、対戦相手の胸元の紐が出ていることに気付いて、試合に集中できなかったので、チョップしながら紐を中に入れた経験もあります。
痛みを与えながら紐を直す!
誰にも伝わらないけど、ドヤ顔でした(笑)。
またリング下には、もしもの時のためにTシャツとハーフパンツを用意しています。
万が一の備えは大切。
これは男子にはない文化かもしれません。