家を離れさせてしっかり目覚めさせる
J-CASTトレンドは、開発会社「メザミー」(東京都渋谷区)代表取締役・岡崎雄一郎氏に取材した。自身、朝スムーズに起きられないことがあり、同じ悩みを抱える人に向けて解決できるサービスを提供したいと考えたのが開発のきっかけだ。
スマートフォンのアラームで一度は目覚めても、「気持ちで負ける」ことにより、二度寝をしてしまうことがあったと岡崎氏。起床へのモチベーションを向上させる仕組みとして、寝坊するとお金をとられるシステムを思いついた。100メートルという距離は、一度家から出てもらい、二度寝をする気を失わせるために設定してある。
「家を離れてそのまま職場へ行くのもいいですし、あるいは近所のコンビニなどでコーヒーでも買って帰ってくれば、二度寝する気にならないと思います」
アプリ版には上述通り、解除成功時に設定を繰り返しセットできる機能が付いている。また、動作がウェブ版よりもスムーズとのことだ。
利用者は大多数が課金をせずに起床できており、寝坊や二度寝により課金してしまうユーザーは一部に限られる。設定金額の平均は「数百円」だが、これまでの最高額を聞くと、「大きかったのは3万円」とのことだ。