「診断」は多くの人が楽しめるように
一つ目の「SDGs診断~あなたに合ったSDGsアクションは?~」について。そのねらいは、SDGsの「自分ごと化」を進めるため。味澤氏によると、「性格診断の要素を加えて、多くの人が楽しめるようにしました」。4つのタイプから、診断者の身近なコミュニティーを発見することができる。Facebook利用者でなくとも使えるようにと、フェイスブックジャパンの公式ページからの利用も可能だ。
二つ目のRe-labelingプロジェクトは、全国のこども食堂支援を行う「認定NPO法人全国こども食堂支援センター・むすびえ」(東京都新宿区)とSDGs関連の活動を行うFacebookコミュニティーと共創していくものだ。味澤氏は共同で行うことについて、「(こども食堂は)『貧しい子どもだけが行く場所』という誤ったイメージがあります。それを払拭し、貧困対策だけではなく、多世代交流が行われる地域に開かれた場所という正しいイメージを広げるのが目的です」と明かした。
第一弾の活動では、父親による積極的な子育てを提案するNPO法人スーパーダディ協会(神戸市)と、こども食堂waiwai(東京都品川区)が協力し、こども食堂で「リラベリング発想ワークショップ&デリバリー絵本展」を9月22日に開催する。