遊びたい気持ちがあふれてる
都内在住の女性Bさんは、7月末に職域接種が終わり、8月下旬に職場の同僚3人と沖縄・宮古島へ行った。Bさんによると現地に「観光客は結構いた」。街を歩くときはマスクを着用し、除菌シートを持ち歩いて対策した。しかし、人がいない場所ではマスクを外し、プールや海に入ったそうだ。
世間では自粛を続ける人が大半だ。しかし、周りの友人を含め、「接種が終わってから遊びに出かけるようになった人は多い気がする」とBさん。「これまでずーっと耐えてきて、ようやくワクチンが打てて。(Bさん自身も)反動ではないけど『遊びたい!』という気持ちがあふれてきている」。感染への恐怖が接種前より薄くなり、都内でも接種前より買い物などに出る頻度は増えたという。
政府は、21年9月9日の新型コロナ対策本部で、ワクチン接種した人や検査で陰性の人について、今後の行動制限の緩和を進める意向を示した。「ワクチン・検査パッケージ」という仕組みを活用し、一定条件のもとで進めるとしている。