新型コロナ感染は減ったが死者増える ワクチン接種遅い50代以下が3割

糖の吸収を抑える、腸の環境を整える富士フイルムのサプリ!

「低い水準」だったのか

   今回の第5波では、高齢者へのワクチン接種が先行していたこともあり、新規感染者が増えた割には死者が少ないという指摘もあった。例えばフジテレビは8月20日、「直近1週間の10万人あたりの新規感染者数に占める新規死亡者数」について、「日本は0.12%」「世界的にみて低い」と政治部記者が報じていた。

   菅義偉首相も22日、医療関係者との面談で、「新型コロナの新規感染者に対する死亡率が世界に比べ非常に低い状態」という認識を示していた。

   これに対し、日刊ゲンダイは23日、「感染してから亡くなるまでタイムラグがあります。少なくとも1か月程度の期間を参考にしないと、意味がありません」という昭和大医学部客員教授の二木芳人氏(臨床感染症学)の見方を紹介。さらに同紙は、日本の「累計感染者における累計死者数の割合は、決して『低い水準』ではない」と指摘していた。

姉妹サイト