ワクチン副反応がひとり暮らしを襲う 若者が直面した想定外あれこれ

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ネコのごはんやトイレの片付けは必須

   Cさんは女性で、ネコを飼っている。2回目の接種後は発熱、頭痛、腰痛で布団から動くのが難しかったという。また、食事はつらかったようだ。

「解熱剤を飲むために、胃に何か入れようとキッチンに向かうも、お茶漬けですら食べるのに苦労しました。結局、あらかじめ布団周りに置いていたゼリー飲料で2日間を過ごしたので、体重が減りました」

   熟睡は困難で、「夜中に目が覚めた時に、体調よりもメンタル面がしんどかった」と話す。時間が時間なので誰にも連絡もできず、眠気が来るまで耐えるしかなかった。こうした時間をやり過ごすため、事前に動画配信サービスの視聴を準備していたが、スマホやテレビの光がきつく、まともに見られなかった。

   なによりも、ネコの世話が必要だった。

「自分は動けなくても、ごはんやトイレの片付けはしなければいけないので、大変だった。必要最低限はかろうじて出来ましたが、かまってあげられませんでした。ネコはずっと鳴いたり、暴れたりしていました」

   と振り返る。「事前に誰かに預ける、またはペットホテルを利用したほうがよさそうです」。

   記者もワクチン接種は完了している。2回目の後、症状が出る前に解熱剤を服用していたが、夜には38.8度の熱を出した。下がりきったのは3日目の夕方。高熱の中、転倒の危険などを考えると入浴もできず、タオルと汗拭きシートでごまかした。

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