悪質な事案に「然るべき対応」
今回、チケット転売者への処分を発表した横浜F・マリノスは、非常に厳しい言葉で転売行為を非難している。
「入場者制限が続き、チケットをお買い求めいただけない方が多くいる中でのこのような転売行為は、クラブとして許すことはできません」
さらに今後も引き続き、顧問弁護士と連携し、チケットジャム、チケット流通センターなどの転売サイトやSNSにおいて独自の調査を継続し、悪質な事案に対しては「然るべき対応」を行うという。同クラブは、「チケット不正転売禁止法」の要項を満たす「特定興行入場券」としてホームゲームチケットを販売しており、違反者には1年以下の懲役もしくは100万円以下の罰金、またはその両方が科せられるという罰則を設けている。
チケット購入は正規販売ルートを使い、購入後に行けなくなってしまった場合は、公式リセールサービスを利用することが求められる。転売者としてチケットを出品しないだけでなく、不正なルートから「買わない」ことも大切だ。