レトルトカレー「湯せん」「レンチン」で味に違い 均等な加熱や食感を保つには

パウチ開封前に両端をつまんで回転

   スパイス料理研究家の一条もんこ氏も、「基本的に(一般的なレトルトカレーの)金属パウチは湯せんがおすすめ」と話す。レンジ加熱は湯せんよりも加熱時間が早く、鍋等の調理器具がなくても温められるメリットはあるものの、加熱にムラができやすい。また、「加熱しすぎると水分が蒸発して味が濃くなってしまう」ほか、油分が浮いて味が変わってしまうことも。

   ただ、レトルトパウチがレンジに対応しているカレーの場合は、パッケージ説明書きに従ってレンジで作った方が「早くておいしい」と評した。

   湯せんの場合、加熱後、パウチを開ける前に両端をつまんで2、3回転するようにパウチをひっくり返すといいとアドバイスをくれた。カレーの中の油がソースになじみ、「舌触りが滑らかになります」。

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