ワクチン「他社製と併用」アリか 「ブースター接種」始まれば数量確保に不安

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河野発言、以前も否定

   河野大臣と加藤長官の発言のずれはこれまでにもあった。

   河野大臣は6月20日、日本テレビ系の番組「シューイチ」で、新型コロナワクチン接種後の効果について「少なくとも1年は持つ」と語った。ところがこの時も、加藤長官が翌21日の記者会見で、「長期の有効性のデータは十分に得られていない」と述べ、河野氏の見解を否定した。

   ワクチンの有効期間については、このところ様々な調査結果が報じられている。有効期間は想定よりも短いとされ、数か月で効力が落ちるという調査結果が多い。今や「1年」という見方はほとんど消えている。

   今回の「交差接種」に関する河野vs加藤発言も、この有効期間に関するやり取りと似た展開となっている。ワクチン担当大臣の踏み込んだ発言が、政府中枢の官房長官によって否定されてしまった。国民には分かりづらく、政府のコロナ対策への信頼感が揺らぐ結果となっている。

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