セブン&アイホールディングス(東京・千代田)のプライベートブランド「セブンプレミアム」から販売している「ごぼう麺」シリーズが、人気だ。一食当たり62~85キロカロリー、食物繊維が多いゴボウのイメージから、「ダイエット食」として活用する人をツイッターでは見かける。
「麺」と名前についているが、実はちょっと違うその「正体」に驚かされた。
SNSでの「愛称」ヒントに
「ごぼう麺」と聞いた時、どんなものを思い浮かべるだろうか? 男女3人に商品が描かれているパッケージだけを見せ、何に見えるか聞いたところ、「ゴボウを練りこんだ麺」や「平麺」と返ってきた。
しかし、開封すると、細切りでフリーズドライになっているゴボウが現れた。実はインターネット上でも「麺じゃなくてごぼうだった」という書き込みがある。
麺だと思って間違えてしまう消費者はいないのか。J-CASTトレンドは2021年8月30日、セブン&アイ広報に聞いてみた。担当によると、
「そのようなお声は、今のところ届いておりません」
とのこと。この商品は、2019年10月から販売されていた「ごぼうをそのまま麺にした」シリーズのリニューアル。その名前とパッケージから、勘違いしている人が少ないのではないか、と話した。当時からSNSで反響が上がり、「ごぼう麺」と呼ばれていたのをヒントに、
「キャッチ―だと思い、(商品名を)変更しました」
と明かした。