パラリンピック学校観戦どうなる 子どもの感染増、部活中止、夏休み延長だが

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感動はテレビで十分

   観戦を予定していた自治体でも取りやめにするケースが出ている。「あなたの静岡新聞」によると、静岡県では8月上旬、県内の3校、約340人がプログラムに参加の意向を示していたが、21日までに、いずれも取りやめとなった。

   大会組織委の橋本聖子会長、小池百合子東京都知事、丸川珠代五輪相らは学校観戦の教育的意義を強調し、安全対策に万全を期したうえで学校観戦を実施したいとしている。

   しかしながらすでに、21日までに確認されたパラリンピック関連の感染者は、100人を超えたという。

   毎日新聞によると、秋田県の佐竹敬久知事は23日の定例記者会見で、原則無観客となった東京パラリンピックで「学校観戦」が実施されることについて、「パラリンピックをこの(感染)状況で実施することを正当化する。その『だし』に子供たちを使った感じがする」と批判的に言及した。

   さらに「そこまで無理して実施する必要はないのではないか。感動はテレビで見れば十分」と持論を述べたという。

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