ティモンディが生徒になってサステナブルを学ぶ P&Gイベントで「知ればできる!」

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   P&Gジャパン(神戸市)は、子どもたちを対象にした夏休みの特別イベント「みんなでサステナブルな未来を考えるオンライン特別授業」を、2021年8月16日に開催した。

   全国から11人の小学生がオンラインで参加し、クイズやディスカッションを通して、「環境サステナビリティ」や「平等な機会とインクルーシブな世界の実現(イクオリティ&インクルージョン=E&I)」について理解を深めた。イベントには、お笑いコンビ「ティモンディ」の前田裕太さんと高岸宏行さんがゲストとして生徒役で出席した。

  • 特別イベント「みんなでサステナブルな未来を考えるオンライン特別授業」
    特別イベント「みんなでサステナブルな未来を考えるオンライン特別授業」
  • 小学生11人とお笑いコンビ「ティモンディ」が授業形式で学んだ
    小学生11人とお笑いコンビ「ティモンディ」が授業形式で学んだ
  • 使用済みプラスチック容器を材料にした表彰台
    使用済みプラスチック容器を材料にした表彰台
  • 東京パラリンピック車いすテニス日本代表・国枝慎吾選手
    東京パラリンピック車いすテニス日本代表・国枝慎吾選手
  • 特別イベント「みんなでサステナブルな未来を考えるオンライン特別授業」
  • 小学生11人とお笑いコンビ「ティモンディ」が授業形式で学んだ
  • 使用済みプラスチック容器を材料にした表彰台
  • 東京パラリンピック車いすテニス日本代表・国枝慎吾選手

使用済みプラスチックが材料の表彰台

   P&Gでは、以前から「環境サステナビリティ」や「社会貢献活動」などに長期的に取り組んでおり、それらを集約したグローバルキャンペーン「Lead with Love」を展開している。本イベントはこの一環として開かれた。

   イベントは授業形式で行われ、同社執行役員で広報渉外本部シニアディレクターの住友聡子さんが講師をつとめた。1時間目は、「環境サステナビリティ」について。難しいテーマに聞こえるが、住友さんは「自然環境を壊さず、資源を使いすぎず、皆さんが大人になった時も、その先の未来の人たちも、自然と一緒に暮らし続けていけるということ」と分かりやすく説明した。

   具体的な取り組みとして、店頭や学校などで回収した使用済みプラスチック容器を、東京2020オリンピック・パラリンピックの表彰台の材料として利用した例が紹介された。P&Gが事業協力者として参画した、東京五輪組織委員会主催の「みんなの表彰台プロジェクト」だ。会場には実際に表彰台が用意され、高岸さんは「ゴミと言われるものでも、ちゃんと集めて再生すれば、こうして素敵な姿になるということですね」と感心した様子を見せた。

地球への感謝の気持ちが強くなった

   2時間目は、「E&I」についてだ。東京五輪には多様な選手が参加していることなどを例に挙げ、性別や言語、個性の違いを認め合うことの大切さを学んだ。住友さんは、「一人ひとりが違うから、集まると違うアイデアが出てきて楽しい。これがお互いを認め合うこと」と参加者に話した。

   さらに、2021年8月24日から開催される東京パラリンピックの車いすテニス日本代表・国枝慎吾選手が映像で登場。「お互いの違いを認めて理解し、思いやる。ひとりの人間として何ができるか考えてほしい」と小学生たちにメッセージを贈った。

   イベントを通して前田さんは、「(子どもたちよりも)長く生きているので、いろいろな知識を持っているつもりでしたが、再発見があり、みんなと楽しく学べるいい機会でした」と振り返った。高岸さんは、現状を知ることで地球への感謝の気持ちが強くなったと明かし、

「世代を超えて手を取り合って、地球を守ろうという気持ちになりました」

と意気込んだ。

   最後は参加者全員で、「知れば、できる!やれば、できる!」の言葉と共に、ガッツポーズを決めて締めくくった。

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