地球への感謝の気持ちが強くなった
2時間目は、「E&I」についてだ。東京五輪には多様な選手が参加していることなどを例に挙げ、性別や言語、個性の違いを認め合うことの大切さを学んだ。住友さんは、「一人ひとりが違うから、集まると違うアイデアが出てきて楽しい。これがお互いを認め合うこと」と参加者に話した。
さらに、2021年8月24日から開催される東京パラリンピックの車いすテニス日本代表・国枝慎吾選手が映像で登場。「お互いの違いを認めて理解し、思いやる。ひとりの人間として何ができるか考えてほしい」と小学生たちにメッセージを贈った。
イベントを通して前田さんは、「(子どもたちよりも)長く生きているので、いろいろな知識を持っているつもりでしたが、再発見があり、みんなと楽しく学べるいい機会でした」と振り返った。高岸さんは、現状を知ることで地球への感謝の気持ちが強くなったと明かし、
「世代を超えて手を取り合って、地球を守ろうという気持ちになりました」
と意気込んだ。
最後は参加者全員で、「知れば、できる!やれば、できる!」の言葉と共に、ガッツポーズを決めて締めくくった。