高齢者の致死率は下がる
日経新聞によると、厚生労働省は18日、未接種で感染した人は人口10万人当たり67.6人、2回接種後の人は4人で、15分の1以下になったと明らかにした。
10~12日に全国で新規感染した約5万7000人の接種歴を調べてわかった。2回接種を終えた人の感染は約1700人で約3%だった。
NHKは12日、「2回接種済の高齢者致死率 未接種の人の約5分の1」と報じている。厚生労働省が、感染者の情報を集約するシステム「HER-SYS」のデータをもとに6月の1か月間に登録された5万2743人の感染者のうち、死亡した人の割合を年代別に分析した。
それによると、65歳以上では感染した6931人中、亡くなったのは282人。致死率は4.1%。かなり高い。65歳未満では感染した4万5812人中、亡くなったのは35人で、致死率は0.08%。年齢によって致死率に大差があった。
65歳以上で亡くなった人で、ワクチン接種を受けていない人は、232人。致死率は4.31%。2回の接種を終えた人では112人中1人で0.89%。致死率は接種を受けていない人のおよそ5分の1だったという。