ワクチン副反応で発熱「仕事行けない」 休み取りにくい職場の雰囲気ツラい

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政府も休暇制度活用を呼びかけ

   Bさんは8月半ばに接種を完了した。1回目は腕が痛くなった程度だったが、2回目の接種から8時間後に発熱。翌日39.3度まで上がり、倦怠感と悪寒、吐き気があったという。2回目の接種後に体調を崩す人が多いと聞いて事前に有休を申請していたが、想像以上に症状がひどく接種の翌々日も仕事を休んだ。

   上司からはとくに嫌味は言われなかったが、「休むことに罪悪感があったのは事実」と話す。さらに、「寝ていたら上司から仕事の連絡がきて、ベッドの中で対応しました...」と明かした。

   厚生労働省が公式サイト上で公開している「新型コロナウイルスQ&A」では、ワクチン接種後の仕事の休暇についての回答がある。ここには、政府として各企業に対し、接種後に副反応が生じた場合に利用できる休暇制度の新設や、既存の休暇制度活用などの対応を呼びかけている、と書かれている。厚労省は、接種者も、「打った翌日は副反応が生じる可能性をあらかじめ考慮し予定を立ててほしい」としている。

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